扇子の使い方
結納・結納返しのあいさつでは、扇子を使います。
扇子は、「正式な慶事のあいさつに来た」ということを表わします。
弔事で必ず数珠を持ち、「弔事のあいさつに来た」ことを表すのと同じです。
扇子を持ってあいさつをする機会は、結納以外ではめったに無いと思います。
正式な慶事のあいさつを体験する唯一のチャンスと言ってもよいでしょう。
結納は、一生に一度の正式なあいさつです。
扇子を使うことは、それほど手間も費用もかかりませんので、できるだけ正式な作法のあいさつをして、よい記念にしましょう。
すでに扇子をお持ちの方は、多少のシミ・変色があっても構いませんので、できるだけお手持ちのものをお使い下さい。
扇面に若干の文字や模様などがあっても、閉じた状態で目立たなければ使用して構いません。
また、相手側が扇子を用意しているかどうかは関係ありませんので、扇子の有無を相手側に確認する必要はありません。
扇子は、「正式な慶事のあいさつに来た」ということを表わします。
弔事で必ず数珠を持ち、「弔事のあいさつに来た」ことを表すのと同じです。
扇子を持ってあいさつをする機会は、結納以外ではめったに無いと思います。
正式な慶事のあいさつを体験する唯一のチャンスと言ってもよいでしょう。
結納は、一生に一度の正式なあいさつです。
扇子を使うことは、それほど手間も費用もかかりませんので、できるだけ正式な作法のあいさつをして、よい記念にしましょう。
すでに扇子をお持ちの方は、多少のシミ・変色があっても構いませんので、できるだけお手持ちのものをお使い下さい。
扇面に若干の文字や模様などがあっても、閉じた状態で目立たなければ使用して構いません。
また、相手側が扇子を用意しているかどうかは関係ありませんので、扇子の有無を相手側に確認する必要はありません。
あいさつのしかた
男性の場合
@:座布団をはずす
座布団をはずし、自分の横か後ろへ置きます。
座布団をはずすことで、高い席から降りてあいさつする謙虚な気持ちを表します。
結納の儀式が終了するまで、座布団ははずしたままです。
座布団をはずし、自分の横か後ろへ置きます。
座布団をはずすことで、高い席から降りてあいさつする謙虚な気持ちを表します。
結納の儀式が終了するまで、座布団ははずしたままです。

A:扇子を置く
扇子を置く前に、座布団を外します。
扇子を右手で持ち、要(カナメ)を右側にして、自分の前に置きます。
折りたたんだ扇面が側面になるように置きます。
なお、購入時についている銀紙の帯は、はずしておきます。
扇子を置く前に、座布団を外します。
扇子を右手で持ち、要(カナメ)を右側にして、自分の前に置きます。
折りたたんだ扇面が側面になるように置きます。
なお、購入時についている銀紙の帯は、はずしておきます。

B:頭を下げる
扇子より内側に両手をつき、一度、深く頭を下げます。
両手を付き、頭を45度程度まで下げた姿勢まで戻し、父親があいさつの口上を述べ終わるまでそのままです。口上を終えたら元の姿勢に戻ります。
扇子を手前に置くことで、扇子を境界線とみなして相手より一段引き下がることになり、相手を敬う気持ちを表わします。
扇子より内側に両手をつき、一度、深く頭を下げます。
両手を付き、頭を45度程度まで下げた姿勢まで戻し、父親があいさつの口上を述べ終わるまでそのままです。口上を終えたら元の姿勢に戻ります。
扇子を手前に置くことで、扇子を境界線とみなして相手より一段引き下がることになり、相手を敬う気持ちを表わします。
女性の場合

@:座布団をはずす
座布団をはずし、自分の横か後ろへ置きます。
座布団をはずすことで、高い席から降りてあいさつする謙虚な気持ちを表します。
結納の儀式が終了するまで、座布団ははずしたままです。
座布団をはずし、自分の横か後ろへ置きます。
座布団をはずすことで、高い席から降りてあいさつする謙虚な気持ちを表します。
結納の儀式が終了するまで、座布団ははずしたままです。

A:扇子を置く
扇子を置く前に、座布団を外します。
扇子を右手で持ち、要(カナメ)を右側にして、自分の前に置きます。
折りたたんだ扇面が側面になるように置きます。
留袖用の黒金銀扇子の場合は、扇面の金色側を相手に向けて置きます。
なお、購入時についている銀紙の帯は、はずしておきます。
扇子を置く前に、座布団を外します。
扇子を右手で持ち、要(カナメ)を右側にして、自分の前に置きます。
折りたたんだ扇面が側面になるように置きます。
留袖用の黒金銀扇子の場合は、扇面の金色側を相手に向けて置きます。
なお、購入時についている銀紙の帯は、はずしておきます。

B:頭を下げる
扇子より内側に両手をつき、一度、深く頭を下げます。
両手を付き、頭を45度程度まで下げた姿勢まで戻し、父親があいさつの口上を述べ終わるまでそのままです。口上を終えたら元の姿勢に戻ります。
扇子を手前に置くことで、扇子を境界線とみなして相手より一段引き下がることになり、相手を敬う気持ちを表わします。
扇子より内側に両手をつき、一度、深く頭を下げます。
両手を付き、頭を45度程度まで下げた姿勢まで戻し、父親があいさつの口上を述べ終わるまでそのままです。口上を終えたら元の姿勢に戻ります。
扇子を手前に置くことで、扇子を境界線とみなして相手より一段引き下がることになり、相手を敬う気持ちを表わします。
扇子の種類

男性用の扇子(和服用)
父親・本人・仲人・親族すべて、結納の挨拶に参加する男性は、白扇を持ちます。
男性用の扇子はスーツ用・和服用の2種類があり、和服用は、長さ27.5cm、親骨が細い形状です。 よく見かける一般的な男持ちの扇子です。
なお、すでにお手持ちの白扇があれば、スーツ・和服に関係なく、お持ちの扇子を使用して構いません。(スーツ用・和服用に厳密にこだわる必要はありません)
⇒ 通販商品はこちら 【0901】 男性用白扇 スーツ用
父親・本人・仲人・親族すべて、結納の挨拶に参加する男性は、白扇を持ちます。
男性用の扇子はスーツ用・和服用の2種類があり、和服用は、長さ27.5cm、親骨が細い形状です。 よく見かける一般的な男持ちの扇子です。
なお、すでにお手持ちの白扇があれば、スーツ・和服に関係なく、お持ちの扇子を使用して構いません。(スーツ用・和服用に厳密にこだわる必要はありません)
⇒ 通販商品はこちら 【0901】 男性用白扇 スーツ用

男性用の扇子(スーツ用)
父親・本人・仲人・親族すべて、結納の挨拶に参加する男性は、白扇を持ちます。
スーツ用の扇子は長さ21.5cmの短いサイズで、親骨が幅広くなっております。
小ぶりで使い勝手が良いので、新たに1本だけ購入する場合は、スーツ用をおすすめします。
⇒ 通販商品はこちら 【0902】 男性用白扇 和服用
父親・本人・仲人・親族すべて、結納の挨拶に参加する男性は、白扇を持ちます。
スーツ用の扇子は長さ21.5cmの短いサイズで、親骨が幅広くなっております。
小ぶりで使い勝手が良いので、新たに1本だけ購入する場合は、スーツ用をおすすめします。
⇒ 通販商品はこちら 【0902】 男性用白扇 和服用

女性用の扇子(白扇子)
仲人・母親・本人・親族すべて、結納の挨拶に参加する女性は、白扇を持ちます。
長さ20cmで親骨の細いタイプです。
男性用の場合と異なり、洋服・和服によるサイズ・形状の違いはありません。
留袖用の黒扇子でも代用できますが、結納・結納返しのあいさつはこちらの白扇子を使うのが正式です。
⇒ 通販商品はこちら 【0904】 女性用白扇
仲人・母親・本人・親族すべて、結納の挨拶に参加する女性は、白扇を持ちます。
長さ20cmで親骨の細いタイプです。
男性用の場合と異なり、洋服・和服によるサイズ・形状の違いはありません。
留袖用の黒扇子でも代用できますが、結納・結納返しのあいさつはこちらの白扇子を使うのが正式です。
⇒ 通販商品はこちら 【0904】 女性用白扇

女性用の扇子(留袖用 黒金銀)
着物の「留袖」に使う扇子です。白扇子の代わりに結納の挨拶に使えます。洋服・和服に関係なく使えます。
長さ18cm、親骨は黒塗り、扇面は片面ずつ金銀になっています。
結納の挨拶では、必ず「金色側を相手に向けて」置きます(銀色を向けると弔事になるので注意)。 白扇は結納の挨拶にしか使えないので、新たに購入する場合は、こちらの留袖用黒扇子をおすすめします。 ⇒ 通販商品はこちら 【0903】 女性用黒扇子
着物の「留袖」に使う扇子です。白扇子の代わりに結納の挨拶に使えます。洋服・和服に関係なく使えます。
長さ18cm、親骨は黒塗り、扇面は片面ずつ金銀になっています。
結納の挨拶では、必ず「金色側を相手に向けて」置きます(銀色を向けると弔事になるので注意)。 白扇は結納の挨拶にしか使えないので、新たに購入する場合は、こちらの留袖用黒扇子をおすすめします。 ⇒ 通販商品はこちら 【0903】 女性用黒扇子