その他:結納・結納返しの準備

  使用後の結納品の扱い方

  頂いた結納・結納返しは、結婚式当日まで飾ります。
  一般的には、頂いてから2〜3日はそのまま飾り、一度片付け、結婚式の1週間程度前になったら再び飾ります。
  結婚式に出席できない親族などから早めに御祝儀を頂いた場合は、その祝儀袋結納と一緒に並べて飾ります。
  床の間には「松竹梅高砂」または「鶴亀松竹梅」の掛軸を掛けます(掛軸の詳細はこちら)
  結婚式の当日は、家には誰もいないのですが、家のお祝いの当日なので、必ず結納を飾っておきます。
  結婚式当日を過ぎれば、結納の役目は終了です。そのまま箱に納めて保管しても良いですし、使えるものを残して不要なものだけ処分することもできます。

  なお、結納品を処分する場合は、お札や縁起物と同じように、年末に神社で燃やして頂きます(どんど焼きなど)。

終了後の結納品  それぞれの扱い方

  水引き飾り

  鶴・亀・松・竹・梅・指輪飾り の5品で 羽子板飾り を作ることができます。
  (鶴・亀・松・竹・梅・以外の水引き飾りでも可能です)
  床の間飾りや、女の子が生まれたときの初正月のお祝いに使うと、とても縁起が良いです。
  結納品を店頭にお持ち頂ければ、2週間程度で羽子板にお作りいたします。
  通販も対応しております。    ⇒ 【羽子板飾りの通販ページはこちら】
  

  羽子板はこのような形になります。
  飾りの大きさに応じて、大・中・小 の3種類があります。

      ⇒ 【羽子板飾りの通販ページはこちら】
  目  録

  結納品の明細書です。
  どんな結納を頂いたかわかりますので、記念に保管しておきます。
  熨  斗  (のし)

  慶事を表わす飾りです。
  熨斗そのものは再利用しません。

  水引き飾りは、他の水引き飾りと組み合わせて羽子板を作ることができます。
  末  廣  (すえひろ)

  中身の白扇子は、慶事の挨拶用に使用できます。

  水引き飾りは、他の水引き飾りと組み合わせて羽子板を作ることができます。
  指輪飾り ・ 記念品飾り

  指輪を置くための飾りです。
  結納返しの場合は、男性用のタイピンや時計などの記念品を置くための飾りです。

  水引き飾りは、他の水引き飾りと組み合わせて羽子板を作ることができます。
  金包(箱型または祝儀袋型)

  結納金や結納金のお返しを入れる箱や祝儀袋です。
  箱や祝儀袋そのものは再利用しません。

  水引き飾りは、他の水引き飾りと組み合わせて羽子板を作ることができます。
  志良賀(しらが)、友白髪(ともしらが)

  (あさ)です。お札を家の柱に縛るのに使います。
  家の新築や増改築のときに使えますので、保存しておくと良いです。

  水引き飾りは、他の水引き飾りと組み合わせて羽子板を作ることができます。
  するめ・昆布・鰹節

  食用にします。
  早めに取り出して使い、水引き飾りだけを結婚式終了まで飾っておきます。

  水引き飾りは、他の水引き飾りと組み合わせて羽子板を作ることができます。
  高砂人形、福槌

  頂いたままの状態で永く飾れる縁起物です。夫婦和合と長寿の象徴です。
  家に飾ります。

  木目込み人形の場合は、人形ケースに入れて飾ります。
  ⇒ 【人形ケースの通販ページはこちら】   (店頭販売もいたします)
  小槌(こづち)

  新婦が嫁入りの際に持参します。
  新婦が、自分のタンスの引き出しなど「お金や通帳などをしまう場所」一緒に入れておくと福が貯まるという縁起物です。
  

  結婚式まで飾らず、早めに使って構いません。
  結納の食事の席で使用するのも良いです。

  女性側「固めの杯」用に使うのもおすすめです。  ⇒ 【 固めの杯 の説明はこちら】
  ご先祖、御両親などの土産品

  線香、傘、カバン、ベルト、財布 などです。
  結婚式まで飾らず、早めに開封して使います
  敷  物

  節句飾りの敷物などに使えます。
  結納箱(文庫)

  結婚後に衣装箱として使います。
  布張りの文庫は適度に通気をするので、衣装箱として重宝します。
  製造者が少なくなっているので、貴重品になりつつあります。
  結納箱(紙製)

  結婚後に衣装箱として使います。
  風呂敷

  風呂敷として使います。
  台(白木台)

  再利用はしません。
  もともと、「日焼けしやすい白木で作り、新品を用意しました」という意味があるので、再利用はしません。
  台(塗り盆)

  お盆 として使います。
  脚は使いません。